天才児を育てた24人の母親

「天才児を育てた24人の母親」


アマラとカマラのふたりの女児はオオカミに育てられました。発見された時、アマラは2歳、カマラは7歳になっていました。その後、ふたりは人間として育てられたが、どんなに熱心に言葉を教え込んでも、死ぬときまでほとんど話せず、覚えたのは少しの単語だけでした。アマラとカマラには、もうすでに言葉を覚える能力がなくなっていたからです。無限の能力がある3歳までに、オオカミとして生きる訓練を受けたのですから、それ以外の能力は育ちようがなかったのです。この例からも幼児期の教育がきわめて重要だということがわかります。脳の7、8割は3歳までに完成します。

超一流の人物になった両親を徹底的に調査しました。

 両親の仲がよく、家庭が自由で明るい。

 3歳まで能力開発に力を注ぐが子供の将来のことは本人の意志を尊重する。

 生後1から3ヶ月頃から絵本の読み聞かせをしている。

 言葉、数をできるだけ早く教えている。

 どんなに忙しいときでも子供の質問には必ず答えててあげている。

 父親が教育熱心で、子供と遊ぶ時間は一般の父親に比べて驚くほど長い。

 質の高い絵本や本、教材がそろっていて喜んで学習する雰囲気ができている。

 子供に無理矢理教えていない。学ぶ喜びを実感させている。

天才児を育てた24人の母親―日本で初めて明かれさた早期教育体験談集