0歳から始める脳内開発

育休も終わりますが、ママさんからお借りした本、全部で22冊読み終わりました。子育て大変ですが、頑張ってください!

「0歳から始める脳内開発」

言語の数が少ない子供は知能が低い。子供にしてやれる一番良い事は、本を読む知力をつけてやること。つまり漢字を教えてやる事。漢字は0歳から覚えられる。幼児にとって、「鳩」は「く」よりもやさしい。実物の鳩は外で見た時に、あれが「鳩」だと教えればいい。「はと」と教えたのでは、記憶するとっかかりがない。人の顔でも特徴のある顔ほど記憶に残りやすい。幼児にとって、ひらがなよりも漢字のほうがやさしいという理由は、記憶の手がかりが多いからです。

鳥と鳩を比べた時、鳩という字はすぐに覚えられるのですが、鳥はちょっとてこずります。「鳥」という鳥はいないからです。イメージが思い浮かばないために難しいのです。「小学校」はあっても「しょうがっこう」という表記はない。「木」を教えると「きしゃがきました」を「木しゃが木ました」になってしまう。これが子供を漢字嫌いにさせる原因です。最初から「きしゃ」は「汽車」だと教えてしまった方がいい。三歳児から漢字教育を始めた場合が一番伸びる。かなは、「白い雪」という一緒に見せて覚えさせる。

漢字はかけなくてもいい。読んで意味がわかれば十分。幼児期には読めさえすればいいのです。大人が「漢字を使う」ことです。大人が使ってみせることで、かたわらで聞いている子供の言語生活が豊かになっていくのです。

幼児期にしっかりとした教育さえしておけば、親も子供も受験戦争から解放される。子供に教育していたのは、小学校に上がるまでで、それ以後は親は何もしていないのです。天才は学校教育の中からは生まれない。つまり家庭教育が一番大事なわけです。欧米でノーベル賞をとるような学者は、小、中学校にはいっていない人が多い。学校教育は個性をつぶしている。

0歳から始める脳内開発―石井式漢字教育