なぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのか

昨日のお誘いいただいたパーティーで子育て話になって、思い出した以下の本。ざっくり以下内容。

「なぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのか」

便所飯」とは、「一人でランチを食べる姿を他人に目撃されると、『あいつは友達のいない、劣った人間だ』と思われると危惧し、トイレの個室に逃げ込み、そこで食事をする」行為のことです。彼らはなぜ、トイレに隠れて「便所飯」をしてしまうのでしょうか? なぜ、「友達がいない」と、「劣った人間」に見られる、と不安になってしまうのでしょうか? なぜ、そこまで「他人の目」が気になってしまうのでしょうか?

今の学校では、平等主義のもと徒競走で手をみんなでつないでゴールなどもする。わかりやすい順位をつけない結果どうなったかというと、スクールカーストとう身分制度が生まれた。競争をあおることよりもみんな仲良くさせることという教育目標が返って友達の多さを競わせて周囲の目を気にする社会を形成させてしまった。イケメンが上、ふつ面が中、ぶさ面が下、また顔ではなく、人間性で人気があるなどで分けられている。昔は、勉強、スポーツなどで人気ものになれたが、いまはよくわらなない人気でわけれるため、一度下のグループに行くとなかなか逆転できずにはいあがれない。

勉強やスポーツの競争を排除すると、友達の多さや周囲からの評価や人間性で競いあう。どうやったら人間性を高めることができるのか?そもそも人間性を計ることができるのか?人の心は読めるものではない、はらの底まで読むことはできない。人間性を図ろうとする教育方針はまちがっている。ゆとり世代学力低下が注目されているが、このような弊害もある。

なぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのか