本当に好きな人と世界でいちばん幸せになる

今日はクリスマスイブですね。幸せになるのは、相手を変えようとするのではなく、自分の考え方次第ということらしいですよ。

本当に好きな人と世界でいちばん幸せになる

恋愛には「相手」があるのだという基本を無視してしまう傾向のある人というのは、信じられないかもしれないけど、ものすごく多い。

ラブラブというのは「雰囲気」のこと。ところが結婚というのは生活のことであり、そこにあるのは雰囲気以上の現実だ。

相手の不倫で男性不信になるほど傷ついているとしたら、「絶対ダメな相手」をあなたは少なくとも明確に知っている。不倫をするような男はNGのはずだ。

これから一緒に生きて行くのは親ではない。「必ずパートナーの味方をする」のが鉄則。

育った環境と決別する。あなたが長い人生をともに歩いていくパートナーは、まったく違う環境で育った他人だ。

「世界でいちばんの幸せ」って言ったって、それは結局、自分がそう思えるかどうかの問題なのだ。これに気づいた人は「悟り」に近い。カウンセリングという人の心を扱う仕事をしていると、重要なことに気づく。いくら玉の輿に乗った所で、必ずしも世界でいちばんの幸せ者とは感じられないということだ。2DKに親子4人で生活しながら、ほのぼの円満ニコニコスマイルという人もいる。だけどはっきりしていることは、「みんな一人は嫌なんだ」ということだ。

相手の問題じゃない。自分の問題だ。恋愛だ、結婚だというけれど、結局のとおころ、自分たちが「ベストカップルなのだ」と思えれば、あなたは世界でいちばんの幸せを手に入れたと同じだ。「この人でいいの?」ともう悩まない。それがベストだと思えれば、二度と他人の人生を羨むこともない。自分の生き方が定まっていないのに、相手に何かを求めるのは、理屈に合わない事だ。
古代イスラエルのソロモン王はこういった「知恵のある女は自分の家を建て、愚かな女は自分の手でこれを壊す」僕は、自分自身の体験と、多くのカップルとの対話のなかから、あなたが「知恵のある女」となるための材料を提供した。どのように走るかはあなた自身にかかっている。

本当に好きな人と世界でいちばん幸せになる! (PHP文庫)