金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由

有名な金持ち父さんシリーズ本の一つです。「1ドルを節約するのは、1ドルを稼ぐのと同じことなんだよ。」と金持ち父さん。節約すれば、稼いでいることと一緒なんですね。節約して稼いでください。

金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由
「一生懸命働いてお金を貯め、借金から抜け出し、長期投資、分散投資をしなさい」というお金に関する標準的なアドバイスがなぜ良くないのかについて詳しく説明していくが、その理由は、このアドバイスが時代遅れになっているからだ。世界は変わった。しかしアドバイスは昔のままだ。

1ドルを節約するのは、1ドルを稼ぐのと同じことなんだよ。

ファイナンシャル教育に責任を持つこと。教育によって、良いアドバイス、偏ったアドバイス、ペテン師のアドバイスを見分けられるようになる。

積極的な投資家は、ファイナンシャルアドバイザーにさせるのではなく、自分のポートフォリオや資産は、自分で管理しようとする。

不動産市場が暴落するのは皆わかっている。問題は、いつ暴落するかがわからないことだ。

難しい問題を解決する方法を知っている友人を、時間をかけて開拓しよう。

家を所有して自分で住んでいる場合も、私に言わせれば投資ではない。毎月現金がはいってこない限り、持ち家は負債であって資産ではない。持ち家が資産に変わることもある。家を貸し出して費用を上回る回収が毎月入ってくる場合、あるいは家を売却してキャピタルゲインを得る場合だ。

投資は理にかなったものでなければならない。理解できなければ、やらないことだ。

怠け者では金持ちになれない。

貧しい人たちからよく聞かさせる役に立たない意見の一つは、「お金は人を幸せにしない」というものだ。皆さんがどう思うかは知らないが、私はお金がたっぷりあったほうがずっと幸せだ。

ほとんどのアメリカ人はおとぎの国に住んでいるとうことだ。彼らは、マネーの世界で起こっていることについては何もわかっていないのに、アメリカは世界一金持ちの国だと信じている。実際には、アメリカは世界一の借金大国だ。また、ほとんどのアメリカ人は政府が自分たちを守ってくれるといまだに信じている。

いつも驚くのだが、投資をしていない友人、家族、同僚などから投資に関するアドバイスをもらっている人がたくさんいる。ほとんどの人は、金持ちからではなく営業担当者から金融に関するアドバイスをもらっている。株のブローカーのほとんどは金持ちではないし、自分が売る商品に投資もしていない。不動産のブローカーとなると、その数はさらに少ない。

デフレに突入して景気が後退しても、貧乏な人はあまり影響を受けないということを覚えておこう。一番苦しむのは、自分の家や株の価格が上がったから自分は金持ちになったと錯覚している中流の人々だ。上がったものは必ず下がる。今日は金持ちでも明日は貧乏に。

現在における最も賢い投資は、お金ではなく時間の投資かもしれないということだ。つまり、勉強し、本を読み、セミナーに行くことに時間を投資するのだ。今は高いが、将来的には安くなる可能性のある種類の資産について勉強することをお勧めする。不動産の購入を考えているなら、価格が高いうちに不動産の勉強をすることだ。そうすれば、もし将来、市場が暴落した時には、買う準備ができていることになる。

最近の若い人たちが「不動産の価格は下がらない」と言っているのをよく耳にする。これは、お金に関する教育や経験の不足による認識の甘さがわかる意見だと思う。ドットコムバブルが崩壊する直前にも、同じような謝った認識に基づいた意見をよく聞いたものだ。

景気後退に入って最も大きな打撃を受けるのは、金持ちではなく、金持ちになりたがっている人や貧乏な人だ。

心を開いて新しい戦略を受け入れようとしない人々が、金持ちになれることはめったにない。だから世間には、金持ちより批評家が多いのかもしれない。

金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由