叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本

「叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本」

すねるというのはパーソナリティやキャラによるものではなく、単なる「すねグセ」成長過程で身に付いてしまった「行動のクセ」。大事なのは対応の仕方。「あ、そう。わかった」とちょっと冷たい感じで言っておけばいいのです。とにかく、子ども自身が言った言葉に責任を持たせる子育てをするしかないのです。親なんかどうにでもコントロールできてきたから。すねた子には喪失体験をさせよです。もし子どもがあやまってきたら許しましょう。

先延ばしにしたがる子は、お母さんを誘導している。まず主導権をにぎる。ご飯にこなければ、「お母さんは食べよう、いただきまーす」と言って、それ以上の声掛けせずに食べ始めてしまう。来たらほめる。

外食選びは納得できないことを従わせるいいチャンス。「お金を払うのは、お父さんなんだから」で押し通せばいい。選ばせる必要のないことまで、子どもの意見を聞く親もいます。我慢することや、従うこと、約束を守ることなど、大人になるまでに経験しておかなければいけないことがたくさんあります。どこか1点、子どもに従わせる側面を残しておくことがコツです。

どうせ物で釣るなら、100点のやり方で。「物」は使ってもいいが使い方に気をつける。子どもが今、何が一番好きか?ということをお母さんが見極める。サッカーならサッカーを味わうために物を使う。最初は物に釣られていてもだんだん本来の活動自体が楽しくなる。内発的動機付けを高め、最終的には、物が欲しいからやる子ではなく、「自分からやる子」に育てる。 親の価値観は、子供に自然と伝わります。 子供のよくない行動を「性格のせい」「遺伝のせい」と考えると絶望的になる。「行動の特徴」と考える。行動は変わるからこそ、変わっていくために練習が必要。 わが子がこのまま社会に出たらどうなるだろう?ということを頭に入れながら接してほしい。

 

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本