モンテッソーリ教育が見守る子どもの学び

モンテッソーリの本2冊読みました。知的おもちゃもたくさん紹介されてました。  

モンテッソーリ教育が見守る子どもの学び」

日本の幼児教育会では、「よく遊ぶ」ことが常に課題だったといっても過言ではない。そこで日本中の幼児教育は遊び中心になってきった。ところが、幼児の親達が、子供は幼稚園で十分に遊んでくるから、家に帰ってきたら安心して塾やレッスンに連れて行くという奇妙な社会現象が起きた。モンテッソーリは子供が遊ぶときはお仕事がない時。

遊びとお仕事の違いは、どれほど子供の発達に貢献するかという、発達への貢献度の違い。今日は何のお仕事するの、お仕事とっても上手にできたねっといった感じで子供に言葉をかけることがよくあります。 子供に「一緒にお仕事しない」と意志を尋ねる。「いや」と言われてしまえば、深追いはしません。子供が提示に参加してくれるようなタイミングや、子供の心理的な状況を明確にとらえる。興味の中心がどこに現れるか意識しながら行う。提示は、何度も繰り返し、やるかやらないかは子供に任せる。

原則として、呼ばれたところに必ず行く。子供に誘われたときは、子供の要求をよく聞く。間違いはあからさまに訂正しない。休息している子供を尊重する。   用具は本物であること。包丁は子供サイズの小さめのものでも、よく切れる本物である必要がある。

そこに慎重な動きが身に付く要素が含まれてくる。日常生活の練習の棚を設置して、適切な場所に配置する。  

自由気ままに扱うことのできる「おもちゃ」と「教具」の間に一線を画する。感覚教具は、子供の知性を目覚めさせ、感覚教育以降の知的教育へとつなげていくために操作方法が存在する。

モンテッソーリ教育が見守る子どもの学び―環境を征服する子どもたち (子育てサポートブックス)