脳科学おばあちゃん、カヨ子さんの英才教育

脳科学おばあちゃん、カヨ子さんの英才教育です。最後のカヨ子さんの発言と、解説者、脳科学者の茂木健一郎さんのコメントが印象的です。  

「英才教育スペシャル」   いないいないばぁは一日5回以上やる。子供があきるまでやる。   子供服はカラフルなものを着せる。多くのものを見せる。  

なるべくおんぶし、平行感覚を養う。

  幼児語を使わない。幼児語はあとで直すとになり、脳の無駄遣い。

  親がストップといったら行動を止める訓練をする。この時期に、 積極的に行動を止める脳を訓練しないと、危険への対処がうまくできなくなる。

  ガラガラは、ゆっくり使い赤ちゃんの視点があうように。中心視を鍛える前頭連合野の働きを鍛える。  

生後1から2ヶ月のうちにストローのみをさせる。舌やくちびるの動きがよくなり、呼吸法や発音、発生の上達につながる。  

話すときは、視線を合わせ言葉と表情で伝える。いやな匂いでも、できるだけ多くのにおいをかがせる。  

とにかく紙をやぶらせる。

できるだけ細くちぎらせ器用さを鍛える。

  テレビはどんどん見せる。子供が関心を示した場面を何回もみせまねさせる。ただし、同じ作業を長くつづけると害になる。

1時間テレビをみたら15分休ませる。

  歩きはじめたら、家の時計はアナログに統一。身の回りの動きとあわせ理解力を。   橋や鉛筆などをすぐにもたせるのではなく、正しい使い方を何回も見せる。正面から、子供にご飯をたべさせると子供はまねして右手をあげるので、左ききになる。うしろからみせてやる。  

なんでも2者択一でどちらがいいか選ばせる。意思決定をさせる。   数はカウントダウンで0の意味も数える。  

子供に約束を守らせる。子供との約束を破ったら罰則を。自分も子供との約束を破ったら自分も罰則をうける。

  カヨ子:「子供は実験台、自分の子供を悪いことに実験はしない。すばらしい実験台でした。育児は最高に面白い。おもったような子になっている。すばらしい脳の持ち主を育てておけば、商品価値がある。世界に向かって頭脳を売れる。世界のレベルにたっても怯まない、家族の中でもなかよくやっていける。勉強ができても協調性がなければ、100人いても意味がない。世界と闘って勝てるような子供をつくるというのが第一目的です」  

茂木:「英才教育への脳科学には正しいか正しくないかは、今の時点ではわからない。カヨ子さんの素晴らしいことは、お子さんに関心があって情熱を注いでいること。カヨ子さんは、自分で調べて考えた。これは、かよ子さんの個性。お母さんたちにも自分達の7か条をつくってほしい。それだけ情熱を注げば、脳科学的に正しいか正しくないかではなく、すばらしいお子さんになる。」