僕は君たちに武器を配りたい

「僕は君たちに武器を配りたい」

戦後から今日まで続いている「良い大学に入り、良い会社に入れば、人生は安泰」という学歴信仰は、バブル崩壊後の「失われた20年」により、完全に崩れ去った。

京都大学の医学部の学生も将来が不安だと言う。日本では昔のように、もうお医者さんになってもお金持ちという組織は崩壊してる。同じことができる人が増えすぎている。だから安い給料でこきつかわれる。代わりの人が汎用しすぎている。人より勉強するとか、スキルや資格を身につけるといった努力は意味をなさない。簿記一級をもっている人がいたとして、後から新入社員の簿記一級の人が半分の給料でいいですよ、とはいってくると先輩の価値は落ちる。

自分自身が他の人で代替できない人間になりなさい。「ほかの人には支えられない、唯一の人物(とその仕事)」「ほかの物では代替することができない、唯一の物」のことである。

トレーダー(貿易)、エキスパート(職人)、マーケター、イノベーター、リーダー(経営者)、インベスター(投資家)の6つに分類される。

トレーダーとエキスパートは沈んでいく。その中で、生き残る人はいるが狭き門。6つの分野を横断的に身につける必要がある。エキスパート + イノベーターなど。

人生ではリスクをとらないことこそが、大きなリスクとなるのである。人生は短い。愚痴をこぼして社長や上司の悪口を言うヒマがあるのなら、ほかにもっと生産性の高いことがあるはずだ。もし、それがないのであれば、そういう自分の人生を見直すために自分の時間を使いべきだ。

ということです。ソフトウェアエンジニアだけだと沈むか。。。

僕は君たちに武器を配りたい