世界一愚かなお金持ち、日本人

「世界一愚かなお金持ち、日本人 」という本ですが。大前健一さんの「マネー力」という本を読んだ時も、日本人のマネー力は幼稚園レベルと書かれていました。

以下、内容ですが、大前健一さんと似た様なこと書かれてます。

働いて得る賃金と働かずに得る賃金がある。働いて稼ぐ収入は、労働所得。働かずに得る賃金とは、不労所得といい簡単な例では銀行の利子、不動産収入など。

日本人は、労働収入に依存している。労働収入を得るために1日の時間を費やすことは、家族崩壊や健康を害することにもなる。日本人は働かざるもの食うべからず。労働をすることは美徳。お金は働いて得るものだという固定観念不労所得をえることへの発想を失わせている。それが世界一愚かなお金持ちいわれている要因。

今の時代は、解雇や会社の倒産などの労働取得がいつまでつづくかわからない。これからの時代は、賃金を増やすことより不労所得を増やす形に移行していくだろう。

というこですが、著者はアメリカで投資活動をする日本人です。たしかに、アメリカで働いていると常に周りで解雇があるので、不労所得を得ようとする人は、私の周りでも多い気がします。日本だと忙しくて不労所得を考える人も少なそうですね。。最近のニュースで、アメリカ国内で高学歴、高収入は 1位からアジア人、アメリカン(コケージョン)、アフリカンアメリカン、エスパニックになったそうです。しかし、資産でみるとアメリカン(コケージョン)がトップだとのことです。コケージョンの方は資産運用しますが、アジア人は貯金するので資産では運用しないアジア人が負けているということが書かれてました。日本国内の話ではなく、アメリカ国内でも同じような結果なので、資産運用に関する考え方は文化や親からの教えの影響をうけている気がしますね。

世界一愚かなお金持ち、日本人 (ディスカヴァー携書)