国民年金は破綻しない

最近子供に「なんで冬は寒いの?」「なんでレストランの氷は透明なのに、冷蔵庫の氷の真ん中は白くなってるの?」の問いにあたふたして調べながら答えましたね。当たり前だと思っている事も子供のように疑問に思うくせをつけたいですね。、国民年金は破綻すると噂されていますが、筆者によると日本の国民年金は破綻しないようです。

「未納が増えると年金が破綻する」って誰がいった?
ニュースに強い子供は食卓から育つ。「最近はどうしてスパゲティの値段が上がっていると思う?」と疑問を投げかけてみる。「スパゲティって何からつくられていると思う?」「どうして小麦の値段があがっていると思う?」原油価格があがり、原油にかわる新しい燃料としてトウモロコシの人気がたかまり、小麦ではなくトウモロコシを作る農家が増えたため。

子供は成績と一緒に社会で生きて行くための思考力もアップさせることができるようになっていくのです。

投資ブームが起こっている時には、株価はすでに「割安」ではないケースが多くなってしまっている。経済が不調な時に耐えられる人が投資において最終的には成功し得る。

知識がまったくないような多くの普通の主婦達が証券会社に通いつめてデイトレーダー状態になっている光景は、やはりバブル的な危なさを感じています。

おかしな状態というのは必ず歪みを生んで行く。子供のように「根拠」を問いかけ続けていけばいいのです。みんながハッピーな状態である時に、誰がその危うさを聞き入れるのでしょうか。人間の特性として、思い込みからは、なかなか抜け出す事ができない。バブルではと思い込んでいる多くの人達がなにかのきっかけでいつ気づくのかというのは、誰にもわからない。

自分の生計を支えてくれる人が死亡した時にも残された家族は「遺族年金」がもらえたりする。

国民年金の保険料を払わないと逆に税金の払い損になってしまうような仕組みになっている。未納者が払わないぶんの保険料は「年金積立金」からやりくりすればすんでしまうのです。国民年金の未納者の増加によって「国の年金が破綻する」というわけではなく、基本的には「国民年金の未納者自身将来、損をする」ことになるのです。

分かったつもりから抜け出す事ができるのかにかかっているのです。

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