里山資本主義

将来は、都会ではなく、田舎で、豊かに、幸せに。人間が人間らしい生活をしたいですね。

里山資本主義」とはお金に依存しないサブシステムであり、「お金で買えるものは買えばいい、お金で買えないものも大事にする」という考え方。「仕方がない」とあきらめていた支出をよく見極めて減らしていくことで、「豊かさ」を取り戻すという“発想の転換”が必要。

「マネー資本主義な人でも一部は里山資本主義を探してみる。例えば、車を使わずに歩いてみるなど。発見できることはたくさんある。稼げば稼ぐほど将来が不安になり、お金がないと不安になる。お金を持てばもつほど失うことが不安になり、死ぬまでお金をためてしまう。お金がなくても暮らせることを知るだけど安心した暮らしができる。資本主義が機能しなくなったときに備えるバックアップとしての「里山」を考えてもいいのでは。お金を稼いでいる都心のサラリーマン、マネー資本主義に疲れている人にぜひ読んでほしいそうです。あなたは10年後になにをしていますか?」

 

里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く (角川新書)