不器用がいい

松井選手のご両親は、松井選手を一人の大人として子供の頃から秀さんと呼んでいました。そして、「子供というのは、あなたのものだけど、あなたのものではない。神様から預かったもの。だから、気を張って育てなきゃいけません」とも言っています。

以下松井選手の親の教えです。

世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事をもつことである。
世の中で一番みじめなことは、教養のないことである。
世の中で一番寂しいことは、仕事のないことである。
世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことである。
世の中で一番尊いことは、人のために奉仕して決して恩に着せないことである。
世の中で一番美しいことは、全てのものに愛情をもつことである。
世の中で一番悲しいことは、うそをつくことである。

松井選手のご両親の教えが、江戸時代の武士道のようなイメージを持つのは私だけでしょうか。現代教育では、勉学に重きをおくなか、親として子供に何を教えるかというものをしっかりと持たれていますね。試しに娘に「理奈さん」っていったら「理奈は4才だよー」て「さん」を3と勘違いしたみたいです。かわいい子供をさんづけで尊重しながら教育するってなかなかできないです。松井選手のご両親の教育に対する意志はすごいなーと感じました。

松井秀喜オーディオブックを聞いてみる。

器用な選手はうまくなると練習しなくなる。不器用がいい。周囲の人は野球選手で評価しているが、人間を評価しているものではない。スター気取りをしない。

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