平均は何も語らない

日本人全体のサラリーマンの平均年収は414万円と言われていますが、平均という数字は何も語らず、平均という先入観を捨てる必要があるようです。年齢、住むエリアで全くことなりますからね。ちなみにこのサラリーマン平均収入の19歳以下は、142万円っとなってますが、赤ちゃんも含まれてるんですかね?平均と聞いたら信憑性のあるものか疑ってみる癖をつけることがいいですね。

文系ビジネスマンでもわかる 数字力の教科書
会社の数字を考えるときに必要なのは、「利益」から考えることです。会社の基本的な使命は「利益の最大化」ですが、利益は「売上を増やす」か「費用を減らす」でしか増えません。会社の利益から数字を考えれば、「今回の課題は何だろう?」という本質的な問いに、いち早く辿りつくことができるものです。まずは、会社の数字は利益から下りて、考えるようにしてみましょう。

「日本の借金が900兆円」と言われてもピンと来ませんが、「国民1人あたり750万円の借金」といえば、実感も湧くものです。会社で使う大きな数字も、1人あたりに分けて考えてみるようにしましょう。

数字力を上げる上で大切なのは「平均」という先入観を捨てることです。平均年齢33歳!という職場に転職しても、実態は50歳と19歳しかいない職場かもしれません。「平均という数字は何も語らない」と考え、平均の数字はより掘り下げて考える癖をつけるようにしましょう。

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