成功は一日で捨て去れ

先週、ユニクロで働かれている方にお会いし面白いお話を聞かせてもらいました。ということで、ユニクロの社長の本です。やっぱり成功するにはリスクとる必要あるんですね。

成功は一日で捨て去れ

繊維業界やアパレル業界はリーマンショックは無くても、ずっと以前から不景気で、構造的に儲からない形になっている。業界内のみなさんは景気のせいや天気のせいにしたりして、何も変えようとしてこなかった方が多いのではないだろうか。

世の中には様々な経営者がいるが、最近は成功をというものとりちがえている人が増えた気がする。本当は、対した成功ではないのに自分が相当大きなことをやり遂げたような錯覚をしているのだ。ちょっとした成功なら、すぐに捨て去るぐらいの強い意志が必要だ。

お客様は不況の真っ只中、究極の低価格の製品をほしがっている。お客様の心理状態にあわせて商品を作り出す。とりあえずやってみる。やってみてダメならすぐに撤退する。

No risk. No profit 成功はリスクにとるものにのみ輝く。店は客のためにある。定員とともに栄え、亭主とともに滅びる。

成功は一日で捨て去れ (新潮文庫)