本の一行の出会いで人生は変わる

自分の本を電子出版した後で言うものなんなのですが、たった一行でも共感していただける部分があればうれしいです。以下筆者の「本の中で一行でも、そうだなと思えることがあれば、その一行で人生が変わるのです。」というのも、他の本を読んで私もそう思います。本一冊の中で強く覚えていることって確かに一行ぐらいで、それで人生変わることがありますね。

「自分で考える人が成功する」

他人の考えで正解するより、自分で考えて間違う方が楽しい。

「今まで自分はこんなふうに思っていた、でも確かにそういう考え方もあるんだ」という新しい考えに気づいて行くことが学習です。

学校の優等生ほど、自分で考えられなくなる。学校の成績がいいということは、自分の頭で考えないことが得意ということ。学校の成績が悪い方が、頭がいいということなのです。アインシュタインは学生時代落ちこぼれで、授業中頭の中でいろいろな空想を描いていた。

今の仕事が面白くない人のほうが、自分で考える力を持っている。

日本の奴隷の教育を受けると自分で考えるのが面倒くさくなる。教育とは奴隷を作る仕組みです。

聞いたことは忘れ、見たことは覚え、したことは理解する。

いい学校に行ったくらいで人生はなんとかなると思い込んでいる親のほうが世間知らずもはなはだしいのです。親のほうがよっぽど勉強し直した方がいいでしょう。

ペンがあると人間は考えるのです。

雑談が面白いのは知識のある人より、観察力のある人。釣瓶さんがすごいのは、面白いおじさんを見つけるのがうまいことです。いろいろなことを知っていても、観察力のない人の話ほど、つまらないものはありません。

あらゆる学問は雑学である。

本を読まない人に足りないのは、お金や時間ではなく、知性。学校で受けてきた教育は、本を読まない人間を育てる教育の仕組みです。最近の人は本を読む人と読まない人との差がついてきている。本を読むのは娯楽だと思っているのです。本を読まないとバカになります。本が高いと思ったら、それがあなたの知性の限界。本ほど安いものはありません。本の中で一行でも「ああ、そうだな」と思うところがあったら、もうその本には値打ちがあるのです。その一行に出会えるかどうかで決まって来るのです。その一行で人生が変わってくる。 

自分で考える人が成功する―“気づく”ための50の方法 (PHP文庫)